東京都勤労者山岳連盟・渋谷地区連盟

こまくさ山の会 42回総会

2020年2月1日

 

第42期 総会議事次第

①司会・開会挨拶(山本徹司)
②議案提案(大久保清次会長・高野徹雄山行部長)
③財政報告(米山美保子財政担当・新基金担当:阿曽みちよ)
④会計監査(片岡佳子)
⑤質疑応答
⑥予算案提案
⑦新役員選出
⑧その他

 

 

 はじめに

 

 今年は世界の祭典、東京オリンピック開催の年であります。平和の祭典に相応しい物にと願っています。
 私たちが加盟する日本勤労者山岳連盟は創立当初から「登山は文化」を掲げ目的として労山は登山・ハイキングの素晴らしさを多くの人々に伝え健康で文化的なスポーツ・レクレーションとして普及・発展を目指して運動してきました。
 今、都連盟も少子、高齢化の波にもまれ、会員の減少と解散を余儀なくされる会もあり、また、事故も中高年者層に目立っています。
 渋谷地区連盟では「千駄ヶ谷山の会」が解散し現在2山岳会となりました。若い世代の組織化と次世代育成に力を注ぐことが大切になっています。

 世界的に地球温暖化による自然災害が起こっています。日本では異常気象による季節外れの水害や9月に発生した台風15号と19号、21号による農作物や漁業、家屋の浸水、住居・屋根の被害は甚大なものとなりました。
 また、消費税10%への増税で貧困と格差が増し「健康で文化的生活を営む」権利、安心して住み続けられる社会や登山が出来る社会が求められています。私たちは山登りを通じ社会の動きや環境の変化を共有し、より良い社会を目指して行きたいと思います。
 「こまくさ山の会」として今期は無事故でした。山行計画段階から充分な検討を重ね、コースや危険個所の注意やお互いに助け合い励ましアドバイスすると言う本来のパーティーとしてのまとまりがあったからと思います。
 引き続き事故のない山行を目指すため会員の健康管理や山行計画に充分な配慮を行なっていきます。

 

 例会

 

  例会は基本的に(代々木ふれあい会館)で毎月第1金曜日午後6時から開催。5月の連休とか12月は例会の日程が変更する場合があります。その時は事前にニュースなどでお知らせしてきました。
  例会の進め方を改善し、司会を交代で行ないました。山行部からの資料などの準備や役割分担をして山行のリーダーを決め事前の山域や登山コース(危険個所)を説明できるように進めてきました。例会では特に山行計画の準備、資料など事前に用意して参加者の任務分担などを明確にする。更にその都度リーダー、サブリーダーを決め会としての山行のルール・自覚を高めていきたと思います。
 安全で安心して山歩きが求められるなかで各自による集中力と自己責任の自覚が必要です。そのためにも例会では会員一人ひとりが自由に発言出来るようにしていきます。また、例会後は会員同士の親睦を兼ねて食事会を行ってきました。

 

 月例山行・春・夏・秋山山行・年金班山行

 

   月例山行は日帰りが多く東京近郊が中心に行なわれました。1月の高川山に3名、3月宝登山4名、4月のお花見山行には4名が参加、6月クリーンハイク8名、11月では曲岳(黒富士)8名が参加となりました。

 春山山行は5月18日(土)日帰りで中央線沿線の滝子山を9名で行ないました。新緑と滝の豪快な飛沫を存分に楽しむことが出来ました。
 参加者も日帰りと土曜日と言う事で気軽に参加できました。近場にも探せば日帰りの来る山があることを考えさせられ今後の参考にしていきます。

 夏山山行は個人山行を優先するために「会」としての夏山山行を中止しました。その結果個人山行が活発になり参加者で綿密に計画書を作り、今までにない活気がみなぎりました。今後は「会」山行だけでなく個人山行にも力を入れていきます。

 秋山山行は10月19日(土)・20日(日)1泊2日で山梨の日向山に10名参加でテント泊しました。テントは2張り持参し、雨天ながら楽しい夕食。翌日は好天の中、初秋の山道を登り、天空の白砂ビーチの山頂に出て絶景を堪能しました・

 年金班は1月に新年山行として三浦富士6名、3月丹沢・弘法山お花見12名、5月タケノコ狩り7名、6月北鎌倉・源氏山8名、8月は清里高原4名、10月は秋の紅葉を見に西沢渓谷を行い、1泊2日、2泊3日と余裕の持てる計画で行ってきました。
 年金班は今後も計画的に年間山行計画をたて会員の体力や日程にあった山行を今後も続けていきます。

 

 個人山行

 

  個人山行は、7月に北アルプス上高地をベースに新島々から岩魚止小屋を経て徳本峠に泊まり上高地へと抜けるパーティーと新穂高温泉ロープウエーで西穂高山荘を経て独標から西穂高岳を目指したパーティーを行いました。また、8月には穂高連峰を縦走(涸沢から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳)と見事に達成されました。その他に立山など果敢に挑戦しました。また、それぞれ個人山行の計画書は事務局に提出されました。
 今年は台風や集中豪雨があり各地で自然災害が多発しました。そうした中で情報を集めて無理のない山行が行われました。台風の接近で中止したり、コース変更や計画を取りやめたケースもありました。
 無理のない自分に合った計画と判断が求められます。パーテイーを組んで登る山行は相手の体力や体調を思いやり楽しい山歩きが求められます。

 

 個人山行の計画に当たり日程・山域・コース・食糧・・装備・参加メンバーの体力やエスケープルート、気象条件などを充分に研究し無理のない計画を立てる事が大切です。
 山行は事前に事務局に登山計画書を提出し承認を得たうえで行ないます。日程・山域・コース・装備・食料・宿泊先・緊急連絡先など必要事項を計画書に記載する。尚、下山報告は必ず事務局(会長)まで連絡、メールでも可。
 会員は遭難対策基金3口加入。海外・岩登り・沢登り等は5口以上加入。1口(1.000円)
 個人山行は極力単独行を避ける、計画書、下山報告を行なう。

 

 財政活動

 

 会の運営として、ホームページのリニューアル、更新などの費用捻出のため、会の財政を豊かにしていかなければなりません。年末に会員の紹介で長野・駒ヶ根の農家に「干し柿」を注文し会員に販売し利益を「会」に還元しました。40周年記念「Tシャツ」販売や会員「特製」のジャム販売で収益を上げてきました。引き続き、この様な活動に取り組んで行きます。

 

 安全登山と事故対策

 

 「都連盟安全対策委員会」からの転倒事故例

 

 ①年代は60代が最も多い。
 ②時間帯は7時から16時まで満遍なく発生している(転倒はいつでも起こる)
 ③登山歴は10年以上が最も多い(高齢者)
 ④体力は「平均的」と考えている人が最も多い。
 ⑤転倒の直接要因は「スリップした」「バランスを崩した」がほとんど。
 ⑥背景的要因は体力・筋力の衰えと、油断・気の緩みがほとんど。
 「60歳以上の高齢者が、体力の衰えによりバランスを崩し、滑ったりつまづいたりして転倒す る」というパターンが典型的。また18件中14件が下山時または下り道での発生である。

 

 

  単独行による事故
 ①転倒などで行動不能に陥る ②道迷い事故 ③装備や食糧など不備
 ④救助要請への対応など ⑤持病や体力的弱体
  心がけとして
 ◎会員は体調の自己管理と日頃からトレーニングをし山歩きに備える。
 ◎会員は健康診断をきちっと受診する。
 ◎山行中は歩きに集中する。(歩きながらのスマホをしないなど)
 ◎山のマナーを守る。
 ◎山行中はパーティーの一員としての自覚を持つこと。
 ◎山行時の交通手段として自家用車を利用する事が多くなり安全運転には充分配慮する。
 ◎自然災害への迅速な対応として情報を広く得て身を守る行動する。

 

 

 こまくさニュース・ホームページ

 

 こまくさニュースは毎月発行することが出来ました。校正ミスをなくすために事前に複数で点検してきました。内容も直近の山行を写真入りでの紹介をメインに行事欄・カットなどを入れ読みやすくしました。より親しみやすくするため多くの会員の記事・写真・情報を掲載していきます。
 ホームページ・ブログを開設しました。ホームページの更新をプロと契約し、3ケ月に1回更新しています。

 

 

 運営委員会・事務局

 

  運営委員会は会長、副会長、事務局長、正・副部長で構成され、例会の進め方や会運営をスムーズに行うために数回開かれました。
 事務局は労山からの文書や事務通達、会員のからの情報連絡、個人山行の計画書の管理や予定など事前に把握し情報の共有を図ってきました。

 

 

 第42期 運動方針

 

 ①新入会員を迎え入れるように呼びかけます。
 ②月例山行・年金班山行を活発に行ないます。
 ③春山山行・夏山山行・秋山山行を成功させます。
 ④運営委員会・事務局体制の強化で「会」の活性化を図ります。
 ⑤例会にみなさん参加しましょう。
 ⑥「こまくさニュース」内容・企画の充実を行ないます。
 ⑦「こまくさ山の会ホームページ」の更新を図ります
 ⑧労山の各種行事に積極的に取り組みます。
 (イ)渋谷地区連盟との連携・交流の促進。
 (ロ)清掃登山・交流ハイク・安全講習会に取組みます。
 (ハ)自然保護活動・救助隊・女性委員会に参加します。
 (二)全国的な集会などに積極的に参加します。
 ⑨遭難対策の強化と安全な登山が出来るよう技術・教育活動を行ないます。
 ⑩財政活動の確保を図ります。

 

   第緊急連絡先

 

 会長:大久保清次

 〒284-0025

 千葉県四街道市さちが丘2-28-4

 TEL/FAX 043(421)7274  携帯:080-1984-6626